・Day 03 Menlo Park (US)
・Day 03 Menlo Park (CA, US)・晴れ
NG(ナショナル・ジオグラフィック)+WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)のツァーは、今日が19日のうちのDay 01。10 amから5pmまで、ホテルに「ウェルカム・デスク」が設置され、事務的な受付、書類の手渡しなどがある。その後の予定をざっと…
1pm:この時間に来ている人で希望者のみ、オプショナルツァーでスタンフォード大に。ナショジオが協力している研究者のプレゼンテーション、先端的VRのデモ。
5:30 pm:ナショジオ、WSJの編集者、宇宙や考古学の研究者などのパネル・ディスカッション。これは、ものすごくおもしろかった。後で詳しく。
6:30 pm:カクテル・レセプション。まぁ立食のパーティ、イタリアだと「アペ」ですな。
7:30 pm:ウェルカム・ディナー。関係者のあいさつ、旅の注意点、今後の予定なども含む。これも、それぞれ素晴らしかった。
9:30 pm:2つのチェックイン・バッゲジのうち1つ(大きい方)を部屋にピックアップに来る。翌朝が早い(朝食6時、出発7時)なので、いろいろと前倒しに。
今日、他の参加者たち(総勢、スタッフ別で70人!)を初めて見て、10数人とは直接話したのだが、予想よりグッと年齢層が高い。やはり、この時期に3週間(あるいはそれ以上)の休みを取るのは、アメリカ人といえども、リタイア後でないと難しいのだろう。
ホテルのエントランス。後で知ったんだが、Kleiner PerkinsやSequoia Capitalがすぐ近くにあり、まさにザ・シリコンバレー。世界の中心はNYでもパリでもなく、このSF郊外の丘陵地帯ですな…。今、私の目の前にある機材やアプリ、サービスは、この周辺の企業のものが多い。存在感のある例外はAmazonくらいですかね…
朝食のジュースには、オレンジ、レモンにジンジャー、カイエンヌペッパーも入っているスパイシーでおいしい。最近、スパイスを使った料理をすることがあるので、カイエンヌペッパーが何だかよくわかる 笑。
日本だと、こういう景色の地域に世界トップの時価総額企業(とその資金元)が集まってるってイメージしにくいですね、今さらですが…
ツァーのウェルカム・デスク。パスポートを翌日まで預けるので、何か突発事故が起きたら、私は出国できない 笑。
ホテルの上空でドローンを飛ばしてた宿泊客の少年。彼にはこれが日常なんだろう。
気温は18度くらいだが、温水なのでプール。アップルウォッチをつけて泳げるのが嬉しい。東京でもアップルウォッチOKのプールがあるようなので、行ってみるかな…
プールから上がると涼しいのでホットココア。異常に甘くて”アメリカ”を実感 笑。でも、サービスの女性が「ココア、ここにはありませんが、上のレストランから取ってきます。5分お待ちください」と言うので15分以上かかるだろうと思ったら、ホントに5分で来た 笑。でも、会計頼んでチェックが来るまでに10分かかった。”アメリカ”を実感 笑。
スタンフォード大。実は初めて来た。芝生で近所の人たちがフツーにピクニックしたりスポーツしたり 笑。
”自然”の映像を見たり音を聞くことで、ヒトにはどういう反応が起きるか?という研究のプレゼン。刑務所の壁にモニタ設置して、ナショジオ的な映像、写真を見せるとどうなるか、という実験をしてるそうです。本職は海洋生物学者。娘さんは映画「トトロ」の大ファンだとか。
https://en.wikipedia.org/wiki/Tierney_Thys
ヒトがおカネに関する行動や意思決定(投資・ギャンブル・消費...etc.)をする際、脳内ではどういうことが起きているか?をMRIを使って研究している、スタンフォードの研究者。コカ・コーラやハリウッドは、この辺の知見をかなり活用しているらしい…
http://www.niksawe.com/
VRラボ。まぁ、この辺は”先端”を見せられても、特にコメントはありません 笑。ただ、2014年3月にFbがOculusの買収を発表する前「ザックが見に来た」と言ってたのが、ザ・シリコンバレー逸話 笑。
ナショナル・ジオグラフィックの編集長。なんか『プラダを来た悪魔』を思い出してしまったが、そういう方では無さそう(すいません)。
左から、WSJのグローバル・テック編集者。
https://www.cision.com/us/2016/02/wsj-names-jason-dean-global-tech-editor/
地質学者、ただし「火星の地質学」の専門家。2024年までにイーロン・マスクが火星に有人宇宙船を送る、などの話題がフツーに出るのが、またまたザ・シリコンバレー。TESLA社は、隣のパロアルトにある。
http://www.gps.caltech.edu/content/bethany-l-ehlmann
その右が「21世紀のインディ・ジョーンズ」と紹介された人で、もちろんプロの研究者なんだが、とんでもない人。自分のルーツを探す延長でモンゴルに「チンギス・ハンの墓を探す旅」に出て、実際にその時代の遺物を発見している。
そして、ほんの1年前、ひどい交通事故にあい、右脚の膝下からの切断を余儀なくされ、現在は義足を使っている。しかし彼は「自分は恵まれている」という。アメリカにはレベルの高い研究者や義足製作者が居るし、何より、高額な支払いもできるからだ。世界じゅうに義足が必要だが手に入れられない人は何千万と居る。スマホで足を詳しく撮影し、ネットに上げて3Dプリンタで作れば、現在の何百、何千分の一という価格や手軽さで義足が手に入れられるはず、と語る彼に、今日、最大の拍手が送られていた。
http://www.albertyuminlin.com/About.php
日本語の記事もあった。事故に遭う前のものだが…
https://www.blwisdom.com/lifeculture/interview/explorer/item/2176-02.html
ナショジオ、WSJ、それぞれの編集長、ツァーに動向するナショジオの有名フォトグラファー、ツァーリーダーなどが、それぞれスピーチ、みんな知的でユーモアに富んでいて最高。ナショジオの編集長は「明日、皆さんが向かう日本では憲法改正が争点のひとつとなった衆院選が終わったばかり…」と適格な時事ネタを織り込み、フォトグラファーは「写真に関する相談は、いつでもどうぞ!」とスーパーフレンドリー。そう言えばナショジオって、なぜか日本ではかなり知名度低いですよね…
夕食から早めに抜け出し、パッキングを済ませてラゲッジを担当者に渡し、22時過ぎには寝たと思う。そして3時に起きた 笑。←今ココ
・Day 02 LA->メンロパーク
・DAY 02 LA 晴れ ・LAX->SFO
日本は台風が近づいてる。7月に3週間海外に居たとき気づいたのは、NHKラジオのトップニュースが、毎日、ほとんど天気だったこと。豪雨や台風…。アジアモンスーン気候の地域、って感じ。
ちなみに海外だと日本のラジオはリアルタイムで聞くことはできないが、NHKのニュースは、放送直後からオンデマンドで聞ける。新聞のように広告や有料会員登録への誘導も無いし、TVのように煽情的的な映像も無いし、もちろん何かをやりながら聞くことができて、とても気に入っている。無料だし、何の登録も要らない。NHKもBBCも、いろいろ偏ったところはあるが、他の放送局よりは全然ましなので、結局観たり聞いたりすることが多いかな…
http://www.nhk.or.jp/radionews/
LA時間の深夜に起き、事務仕事をこなしていると、部屋がかなり寒くなってきた。ネットで見ると、LAの最低気温18度とかになっているが、湿度が低いので昼の日照中は暑いが深夜は体感でいうと10度前後ではないだろうか。部屋の中でマフラー巻いてコンピュータに向かう…
東京でのパッキングは、あわて気味だったため、すべてのものを外に出して、忘れ物が無いかどうかを確認しつつ、再パッキング。10時に出発、数分だけビーチに行きLAらしさを無理やり体感 笑。ビーチ近くに住むならマリブがいいそうだが、LAXからは遠いのがネック…。どうせなら、サンタ・バーバラまで北に行っちゃう?もう40年以上前だが、1人でサンタ・バーバラに行ったな…クルマを借りた記憶は無いので、バスで行ったのかな…。いずれにしてもLAに住むことは一生無いだろうな…。ユニバーサルスタジオには、日本との違いを知るために行ってみたい。
11時前にはLAXに着く。AAのPriorityは、カウンターにまったく誰も居ず、奥に向かって叫ばないと何も始まらない。”アメリカ”を実感 笑。何ごとも無くセキュリティ・チェックを通り、ゲートへ。国内便なので、店のバリエーションや数は少ない。”Rock”をテーマにしたカフェバーでLAっぽくソフトシェルタコスのランチ。ハードロックカフェが出来たころから強く感じるが、”Rock”ってダサいよね 笑。
ゲートは「52G」なんだが、52のゲートは「A~J」まで10個もある。なんじゃそりゃ。シャトルバスで別の小さい建物まで移動。飛行機はエンブラエルというブラジル・メーカーの、70数人しか乗れない小さいもの。エンブラエルは、今やカナダのボンバルディアよりシェアが大きいそうだ。知らなかった。日本が政治的な理由で飛行機を作れないのは、世界にとっては大きな損失だと思う…
https://www.seatguru.com/airlines/American_Airlines/American_Airlines_ERJ-175_MCE.php
・LAX-> SFO
定刻より20分くらい早くSFO着。他の空港で見られない、センスのいい本屋やおみやげ屋が並んでる。当分来ることは無いだろうが、ちょっと気になる。”SFO museum”という通路の展示は”タイプライター”がテーマで、ヘミングウェイが使っていた実機の展示もあった。おカネがある地域は空港もセンスが良くなるのか…
ここからはナショジオ・ツァーのサービスが始まる。リムジンが迎えに来ている、と聞いても、正直”やる気の無いカジュアルな服装のおっさん・兄ちゃん”が、大勢の迎えの奥の方に来ていて、見つけるだけで一苦労、しまいには電話で問合せてもラチがあかずに空港で45分待たされる…みたいなイメージを持っていた(今までの経験から)のだが、あにはからんや(死語 笑)。黒スーツをタイをビシっと着こなしたダンディなショーファーが、バゲッジクレームよりずっと前で姿勢良くパネルをかかげていて、ちょっとびっくり。バゲッジクレームでもサッサと荷物を2つ受取り、パーキングへさっそうと大股で歩いて行く。ついて行くのがやっと 笑。
クルマもBMの大きいやつ(よく知らない)で、新聞、ミネラル・ウォーターも完備。SF北部の山火事については「姪っ子が結婚式する予定だったんですが、パーティは延期になりました。かわいそうに…」という話が…
メンロパークのホテルは、まぁ想定内だが、なかなか良い。期待していなかったが、屋外に温水プールもあって、涼しいのに水着でプールサイドでくつろいでいる人も少なくない。部屋も無難だがいい感じ。アメリカでホテルに泊まるのも数年ぶりだな…(ずっとAirbnbなので)。
アンパック等済ませて、さっそくプールへ。いつものように10往復泳いだが、プールのサイズが、スタッフに聞いてもわからない。また”アメリカ”を実感 笑。東京でいつも行くプール(20m)よりは確実に大きいが、25mは無いかも…というのが私の体感測定値。後からフロントのコンシェルジュに聞いたら、70フィート(23m)でした。週に2~3回はプール行くので体感値の精度が上がってる。
夕方はかなり眠くなるので、早めの食事をカフェバーで。といっても、注文したのはブラータチーズの前菜のみ。これもイメージどおりのカリフォルニア料理な感じで、悪くは無かった。パンが美味しかった。しかし、フロントもプールもカフェバーも、ちゃんと客を見てるし、愛想もいいし、定期的に状況確認に来るし、アメリカでもやればサービスできるんだな 笑。私の場合、アメリカのほとんどのサービスに対して、期待値がものすごく(日本が10だとしたら0.5くらい)低いので、この状況で満足度アップ。まぁチーズの前菜が出て来るまでに50分かかりましたけどね(想定内( ー`дー´)キリッ)。
部屋に戻って20時くらいには寝たかな…。そして3時に起きた 笑 ←今ココ
・Day 01 東京->大阪->LA
・Day 01 東京 曇り ・HND->KIX
ギリギリまでパッキング。出汁取ったり、料理してる場合じゃなかった…笑。チェックイン・バゲッジある場合は、30分前にセキュリティ・チェックに入るのが原則なのに、空港に着いたのが30分前…。しかもウィングを間違えてクルマ降りたので、5分くらい歩くハメに…。
しかし、さすが日本のエアライン。朝、電話で問合せたときは、国内便で関空→荷物受け取って、国際便に再チェックイン、という話だったのだが、羽田では時間ギリギリなのに「国際線乗り継ぎ」扱いにしてくれた。関空で、だいぶラクなはず。一言も言われなかったが、国内便だと重量制限20kgまでなんだが、私は2つで約30kg。国際線扱いなので、超過料金も取られず。こういうことがあると航空会社の印象がとても良くなりますね。
定刻に関空へ向かう。たまたま隣はダンサーのMさんだった(知り合いではない)。荷物ナシで文庫本一冊とスマホだけ、というのがクール(かな?)。
機内で旅行の公式案内(80P以上ある)をあらためて読んで気づき、関空で正露丸等を買う。今回のパッキングで一番難しいのは、アフリカ奥地でトレッキングがあること。雨、蚊(マラリア!)、トゲ、足元の植物などの対策で、それ用の靴、靴下、スパッツ、ポンチョ、防水ズボンなどが必要。荷物の個数、重量が制限(22kg、18kg、1つずつ)されている中で、やや悩むところ。
実際には、荷物を3つパックし、すぐに使わない分(主にトレッキング用)は京都のホテルに送った。京都で「仕分け」をして、荷物2つにまとめないといけない…。重量制限って、どこまでキビシイんだろうか…。
これもパッキングしつつ、直前に気づいたんだが、行き先で「11月らしく寒い」ところは、実は京都くらい。エルサレムも涼しいが東京より2~3度は暖かい。だが東京に戻るためもあり、最後、パリに寄るのだが、パリは東京より寒い…。
http://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/kion/Israel/Israel_Jerusalem.htm
http://jams-parisfrance.com/info/weather_nov/
関空でモバイル・ルータをピックアップ。行き先毎に機材が5個!もあるのが笑える。5Gになったら、システム統一されるんだろうか…。行き先の1つを、ロンドンからパリに変更していなかったので、窓口でスムーズに対応してくれた。日本のサービスは素晴らしいね。
LAへのおみやげなどを買い、ラウンジでカレーなど食べる。軽食のメニューが「かぼちゃ煮物、レンコンきんぴら、筑前煮、ポテサラ」など家庭の味オンパレードだったのが意外。メニューはいいんだが、ちょっと甘辛かったかな…。それにしても関空には中国人多いな…。
・KIX→LAX
ほぼ定刻に関空発。ラウンジのすぐ前がゲート、というのがよかった。年に20回くらい国際線に乗るが、日本の航空会社以外に乗りたいという気は起きませんな。ファーストがあるのは東京発の便だけのよう。最近は、事前にWebから「和食」が選べるようになったのはありがたい。そういえば、いつか「くろぎ」に行って機内食のことを伝えたい(自分メモ)。
”Wonder Woman”を観つつ(最後まで観なかった)、食事をし、すぐに寝てしまった。そして、まだ到着まで3時間くらいあるはずなのに、周囲の食事の音、機内の明るさで起きてしまった。なんと予定より1時間も早く、もう90分くらいで着くとのこと。びっくり。Wi-Fiも、最後1時間だけ使った。
飛行時間9時間ちょっとって、ハワイから東京の復路(季節にもよるが9時間以上)より早いくらいだ。イーストバウンド(東回り)は早いが時差的にはキツい…(自転に逆らうから)
LAXでの入国は数年ぶり。イミグレも税関もデジタル化されていて、混雑もまったく無く、ラクラク入国。ホノルルはNYのひどさとは対照的。たまたま、時間帯がよかったのかもしれないが…。いつもは「USレジデンツ」に並ぶのだが、今回はその必要もナシ。
昼くらいにマーヴィスタ着。今の今まで知らなかったが、マーヴィスタって、1948年のヴィンテージ建築様式なんだ!ここ(宿泊先)も、確か1948年築って言ってたな…。
http://www.marvistatract.org/photos.html
注文しておいたiPhone 8 Plus(日本版も持っているがカメラの音が大きすぎてUS版に乗り換え)をセットアップ。iPhoneはモバイル・ルータ経由で問題無く使えるとして、Apple Watch 3のSIMのことまで考えていなかったな…。まぁ3日間だけなので、まったく問題無いが…
(この写真はiPhone 8 Plusではありません)
iCloud経由で、機種変(今回は同じ機種だが…)もラクになったとはいえ、やはり時間がかかる。その後、Insta 360 Oneのテスト。かなりおもしろい。付属品を持ってこなかったので、ブレットタイム撮影ができない。セルフィー・スティックを買うことにした。
TVのニュースで流れてたんだが、Harvey WeinsteinのニュースはLAに居るとリアルですな。実刑かな…。他にもたくさん居そうな気が…。
眠かったが、寝ずに17時半に外出。ビヴァリーの「Y」へ。隣が立派な日本の「包丁専門店」でびっくり。帰りにTargetに寄って、セルフィー・スティック(超・安っぽいが15ドルもした)、ジップロックを買う。
帰って、22時半には寝る。しかし2時に起きた 笑。←今ココ。
ナショジオ+WSJ共催の旅行
ナショナル・ジオグラフィックがウォール・ストリート・ジャーナルと共催する世界弾丸ツァー(19日間)に行くことになりそうなので、メモを残しておきます。
www.nationalgeographicexpeditions.com